ココロと言の葉ノート

“入れない”のにはそれなりの理由が


“入らない”のにはそれなりの覚悟が




会いたい、
っていう気持ちはおんなじなのにな。

そばに

となりに

いれるだけでよかったのに。



伝えたいと想うのは

いつも遠まわり。



焦りすぎたのかな。

それとも

遅かっただけなのかな。



“隣に”という、その想いも

欲張ってしまったことと同じだったのだろうか。

最初に惹かれたのはいつだろう

聞いてないようで
実はちゃんと聴いてくれてたり

それは　ふと隣を見ると　
ふふって　ちょっと笑ってるところ

真面目にノートに向かってる時も
口元だけほんの少し笑ってたり





ずっと 左隣から見てた横顔



向き合うのは 照れくさくて

“隣”が　こんなに居心地がいいものなんだと

隣に座って　立って
少し顔を上げると見える横顔が
たまらなく好きになってた





似てる笑顔を見るだけで　こんなにも苦しいのに





なのに



どうして

どうして

どうして



ずっと　誰の言葉も　音楽も　響かない





どうして



今の私のココロは こんな空っぽなんだろう

いっつも聴いてる曲なのに、
時々フッと心の奥の奥の奥の方に“くる”瞬間がある。


今日の『蒼く 優しく』。
何でだろう。こんなに“くる”なんて思ってもなかった。



「あの日の夢を～♪」っていう歌詞。

“あの日”は小５の時。
“夢”は先生になること。

それは今までずっとぶれることがなかったもの。


「先生みたいな人になりたい」
そう思ってたら、いつの間にか「先生」が私の夢になってた。


それだけは確かなものとして私の中にあるのに、
選択肢はたくさんあった。

選べなかった道もある。
敢えて選ばなかった道もある。
いろいろ理由をつけて、私は今の道にいる。

何が良いのか分からなくて、
何が向いてるのか分からない。


今やってることに疑問を感じることだってある。
私がやりたかったのは、本当にこれかな？って、
思うことだってあるけど、
今さら変えられないからそのまんま。

だけどそれは好きなことだから、続けていられる。


だけどあの日のライブで、
もうちょっとだけ、悩んでみようかなって思った。
遠まわりになるけど、先にあるのはおんなじもの。


あの時の、「夢見た大人」になること。





今度の同窓会、ちょーっとヤバイかもなぁ。。

“誰かのせい”にしちゃえば、楽なんだよね。

ね。。





急ぎすぎたんだ
焦りすぎたんだ

私は“私の”ペースでやってけばよかったのに


あの日寂しくて泣いたのは　ほんと
「隣に居たい」って思ったのも　ほんと
一緒に居れたのが楽しかったのも　ほんと
一緒だから乗り越えられたのも　ほんと
話を聴いてくれたから頑張れたのも　ほんと

「好きだ」って思ったのも　ほんと

同じ空気を感じたんだ
この人なら
一緒に笑えるって
先輩以上に好きになれるって
そう思ったんだ


自覚しちゃったらもう仕方ないじゃないか

私を見てくれなくても
思い出して　あんなことあったなぁって
そう思ってくれればよかった
思い出の中に　私が居れば　それでよかった

「どうなりたいの？」って聞かれた時
答えれなかった私が悪い？
「好き」って　想うだけじゃだめだった？
どうにもなれないって分かってたから　望まなかった
欲張らなかった
“おんなじ”がたくさんあるだけで　嬉しかった


まだこの気持ちを忘れてないって
それが分かっただけでも嬉しかった

まだ、誰かを好きになれるんだって　
その自分の想いが嬉しかった
自己満足でも　自己陶酔でも　
誰かに何て言われても
この、気持ちは私だけのものだから


たった半年前のことなのに
あの時の気持ちを想い出して泣くなんて馬鹿みたいじゃないか

あの時の気持ちは“ほんと”なのに
なんで今はこんなに苦しいんだ

全部全部終わって、
頑張ろうって思ってた
気持ちに余裕が持てた時に
「頑張ったよ！」って言えるようになった時に


一緒で嬉しかった“おんなじ”が
“夢”が

今はこんなにも苦しくて重い。。